言った言わない の怪

言った言わないってありますね
いわゆる水掛け論

あれ、なぜ起こるのでしょうね。

「覚えているのに
不利になるのがイヤなので
ワザと嘘をついている」
というケースは論外として

もしかしてこれが原因では?
ということを書きます。

《原因①》

双方、あるいは片方が
「著しく人の話を聞かないタイプ」

例えば
Aさんは本当にちゃんと説明したのに
Bさんは「聞いてない」と言い張るケースなど。

※応用編として
メールや文書にちゃんと書かれていて
Aさんは「告知した」という認識なのに
Bさんがちゃんと読んでおらず
「知らなかった」と言い張るケースもある。

《原因②》

Aさんはちゃんと説明したのに
Bさんは独自の解釈をして
Aさんの意思が
「ちがうカタチでBさんに認識されている」

→結果
「言った」「言わない」となる。

ドツボにはまるのは
②のケースが多いのではないでしょうか。

この場合
Aさんは
「ちゃんと言ったし
あの時理解してたでしょ?
今さら何言ってるの?」
となり

Bさんは
「ちゃんと聞いてたよ
今になって全然違うこと言ってるじゃん」
となるのです。

Aさんは言ったし、Bさんは聞いていた
お互い一歩も譲れないのです。

悲しいかな、これは解釈のちがい
どこまでいっても堂々巡りです。

この状態を続けていても
何の解決にもならない。
だからこういうのはどうでしょう。

「いったんリセットしよう。
前のやり取りは忘れよう。
で、これからどうする?どうしたい?」

もちろんモヤモヤは残ります。

が、過去を蒸し返しても
時間のムダにしかならない。
だから先のことにフォーカスする。

そして頭の片すみに
「なるほど、この人はこういうタイプだな
今後はやり取りに工夫が必要だな」
と置いておく。

たとえばテキストなどを共有し
トラブルになる前に同意をもらっておくとか。

仕事なら普通にやることだけれど
仕事でなくても必要な時もある。

日々勉強ですね、何事も。

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